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「ホンダ ダンク」 オーバーフェンダー作成

「ホンダ ダンク」前後フェンダーワイド化の作業工程です。
希望サイズのタイヤ、アルミを履かせると、タイヤが少しはみ出してしまう為、
前後フェンダーを約1cmワイド化しました。
左フロントフェンダーの作業工程を中心に、ご紹介します。
ダンク、作業前
作業前のダンクです。希望サイズのアルミとタイヤ装着している状態です。
ダンク、左前から
ノーマルの状態で、オーバーフェンダーのような形状をしているので、それを崩さないように作業します。
フロントフェンダー上から
ほんの少しですが、若干タイヤがはみ出しています。 はみ出し分は1cm弱。 タイヤのはみ出し分と、車検の条件を考え、1cmのフェンダーワイド化をします。
ダンク、左フェンダーアップ
フロントフェンダーのワイド化は、フロント側を外に引きだし、リア側はパテで作成します。 フロント側にもパテが入るので、バンパーよりも外に出てしまい、バンパーとの段差が出来てしまいますが、 バンパーの取付を工夫すると、その分を補う程度は外にバンパーをずらして取付できるので、バンパーの加工はしないで済みます。 結果的に、バンパーをいじらなくて済むので、その分工賃も抑えられます。
フェンダーの引き出し作業
フロントフェンダーの、フロント側を外に引き出します。 ライトを外して、グイグイ引き出せば、簡単に外に出てくるのですが、それではライトとの隙間がおかしくなってしまうので、 しるしの部分のみを、外に引き出すように作業します。
フロントフェンダー、引き出し作業終了
フロントフェンダーのフロント側を引き出した状態です。ハンドルが切れているように見えますが、フロント側が外に引き出されているためです。
パテ作業
フェンダーのフロント側を、引き出す作業が終わったので、パテを使って、フェンダー全体の成形に入ります。
パンパーの仮合せ
厚付け用のパテの段階ですが、タイヤはもちろん、バンパーとも合せながら、フェンダーを成形していきます。
ポリパテ
厚付け用のパテでの成形が終わったので、仕上げ用のパテで、仕上げを行います。
ポリパテ、バンパーの仮合せ
仕上げの段階でも、バンパーとフェンダーの状況を確認しながらの作業です。
仕上げながら何度も確認
一番大事なタイヤの出具合は、何度もチェックします。
サフェーサーの塗装
オーバーフェンダーの作成が終わったので、サフェーサーを塗装しました。
リアフェンダーの写真
写真は、リアフェンダーのサフェーサー塗装後です。 リアは、フロントよりもはみだしが少なめだったのと、外に引き出すのには大きな力が必要なこと、それに伴うパネルのゆがみのリスクなどを考え、ほとんどパテでオーバーフェンダーを作成しました。 フロントと同じように、バンパーはオフセットさせて取り付けます。尚、タイヤとフェンダーの干渉を避けるため、爪折り作業をしています。
フロントフェンダー塗装
フロントフェンダーの塗装。 フェンダーの爪部分まで塗装が必要なので、アルミよりも細い、ノーマルのタイヤを履かせて塗装しました。
リアフェンダー塗装
リアはノーマルタイヤでも作業性が悪かったので、ジャッキアップしての塗装作業です。
オーバーフェンダー完成
塗装後、磨き、部品の組み付けをして、オーバーフェンダーの完成です。 タイヤとの関係は、写真のようになり、はみ出しはなくなりました。
フェンダーワイド化完成
オーバーフェンダー作成後の後ろからの写真です。見ての通りノーマルダンクですね。
ダンク、横からの写真
横からの写真です、横からだと、もっとノーマルのダンクです。
「ホンダ ダンク」オーバーフェンダー完成
お客様の希望が、ノーマルの形状のままのワイド化だったので、希望通りの仕上がりになったと思います。 ただ、作業した方としては、あまりにも変化がわかりにくいので、少し物足りない気分でもあります。

フェンダーのワイド化を終えて

今回の作業前に、「タイヤが少しはみ出る」とのことで相談を受けたときは、社外品のオーバーフェンダーを検討していました。 出来合いのオーバーフェンダーを取り付けた方が、安く、早く作業も終わるので、ダンクのオーバーフェンダーを探しましたが、 どのメーカーの製品も、両側で3cm以上大きくなってしまうので、ナンバーの色が変ってしまいます。 見た目も、純正の形を維持できなくなるので、都合の良いサイズにフェンダーをワイド化する事になりました。

ダンクのような形状のフェンダーは、それなりに時間は掛かりますが、 もともとの形を基準に作っていけば良いので、形で悩む必要がなく、少しのワイド化ならそれほど難しい作業ではなかったです。 バンパーのオフセットなど、たまたま都合良く言った部分もありますけど・・・。

今回の作業では、パテではなくFRP等で形を作ることも検討しましたが、いろいろな問題が考えられたのと、作業性の良さを考慮して、無難にパテで作りました。 状況に合せ作業内容や使う素材を考えなければいけませんが、優先的に材質同士の相性を、良く考える必要がありそうです。

◆ 追記
作業後、何度か車を確認出来る機会があったのですが、特に問題もなくきれいな状態です。 1cm程度とは言え、パテだけで作りこむのに不安がありましたが、このダンクに関しては、全く問題がなかったようで、良かったです。

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